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Q、義母が歩行器を頼らなければ歩けなくなり、私の本格的な
介護生活が始まりました。「しっかりと自分の役割を果たさ
なければ」というプレッシャーもあったせいか、そのころから
私は、夜眠れなくなってしまいました。何かアドバイスは
ありますか?
A,マニュアルどうりに「ああすればこうなる」とならないのが
介護ですが、一方で理想的な優しい介護が強調される風潮に
あります。そのため、まじめな介護者ほど「なんとかしないと」
と焦り、かえって心のバランスを崩す結果に陥りがちです。
かくあるべき建前論に惑わされず、それぞれの家庭に合った、
ほどほどの介護をお勧めします。もしいまくいかないことが
あっても、介護者は自分の責任だと思いつめず、「仕方がない」
「まあなるようになる」という楽観主義も必要でしょう。
不眠についても、どうしても眠らなくてはと完全さを求める
よりも、「眠れない日もあるさ」という脱力主義も重要で、
不眠にとらわれず、ささやかでも人生を楽しむことが、効果的な
薬になることも少なくないのです。
上手に手を抜いてほどほどのバランスを維持することが、人生を
送る上で案外大切な知恵かもしれません。
先の見えない介護という役割。大切なのは介護する人が
元気でなければ成り立ちません。そのためには睡眠が一番。
「眠り上手は介護上手」
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