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※蒸し暑い夏、快適なはずの冷房が?
とにかく蒸し暑い日本の夏。アスファルトやビルからの照り返し、
クーラーの室外機からの熱により、さらにひどい暑さになります。平年値では、真夏日(日最高気温30℃以上)が46日、熱帯夜(日最低気温25℃以上)が23日もあり、この期間はまるで熱帯地方の気候です。
このひどい暑さを乗り切るために、冷房を利かせるのはいまや
常識となっています。とくに通勤電車やオフィス内、店舗など
では冷房が利きすぎて寒いくらいの状態です。涼しい夏を過ご
せるようになった一方で、過度の冷房が身体を冷やし、体調を
崩す原因となっているのです。
※ 激しい温度差
夏場は、過度な冷房によって寒暖の差が激しくなります。
それが、ストレスとなって体の不調の原因となります。
※クーラーなどで冷え過ぎた室内、 気温が高くむし暑い室外※
※ 夏場の大敵 冷房病とは?
私たちの身体は、夏になると体内での発熱を抑制し、さらに
熱を逃がしやすい体質に変化しています。毛細血管を広げ放熱し
やすくし、汗をかいて体温を下げようとします。しかし夏型の
体質のため、冷房の効いた室内に居ても、(冬ならば寒さを
感じると血管が縮みますが)血管が縮みにくいため体内の熱が
逃げすぎて「冷え」たり、外出先との激しい温度差によって
自律神経のバランスが崩れてしまいます。体温調整や発汗などは
自律神経がコントロールしていますから、バランスが崩れると、
「冷え」に対しての抵抗力が弱くなってしまいます。
足腰の冷え、だるさ、肩こり、頭痛、食欲不振、神経痛、下痢、
不眠など…「冷え」によって起こる様々な症状が冷房病と
言われるものです。
※冷房病は、冷え+自律神経失調症
冷房病による「冷え」は体温の低下による症状に加え、
自律神経のバランスが崩れることによる不調が加わります。
夏場の冷えは軽視されがちですが、そのままにしておくと重症化
する恐れがあります。また、主要な症状からもわかるように
美容にとっても大敵です。
※ 冷房病は女性の大敵
食欲不振、肩こり、のぼせ、神経痛、めまい、不眠、便秘、
だるさ、頭痛、肌荒れ、疲れやすい、生理不順、手足の冷え、
下痢
※夏の冷房病対策※
1. 衣服で調節
冷房の効いた場所では、カーディガンや大きめのスカーフなどで、
肌に直接冷気があたらないように気をつけましょう。冷気が
流れやすい床近くにある足元は、サポーターや靴下などで冷えを
防ぎましょう。
2. 軽い運動を心がける
足がだるい、足腰が痛い、胃腸の調子が悪いなどの症状は血行が
悪くなっていることが原因だと考えられます。凝りをほぐし、
血行を良くするためにストレッチや散歩、軽い運動をおススメ
します。
3. 外気との温度差を5度以内に
人間が対応できる温度変化は5度以内と言われています。
冷房の場合、24~28度の室温にしておくのが最適です。
24度以下では冷やしすぎを訴える人が増えてきます。この温度で
暑いと感じる男性には個別に扇風機を使ってもらうなどで協力
してもらいましょう。
4. 生活のリズムを改善
夏場は夜更かししたり、夜中に食事を取るなどの生活のリズムを
崩しがちです。生活のリズムと身体のリズムがずれてくると、
自律神経のバランスが悪くなります。できるだけ規則正しい
生活で、翌日に疲れを残さないようにしましょう。
5. ゆっくり入浴する
暑くなると、シャワーで汗だけ流して終わり、ということが多く
なりがちです。シャワーでは十分に体を温めることはできません。
ぬるめのお湯にゆっくり入り、マッサージを行うなどをして、
血行をよくすると良いでしょう。身体の芯まで温めて、自律神経
のバラ塔Xをリセットさせることが大事なのです。
また入浴で汗をかくことで、体内の老廃物を排出することが
できます。
6. 体を温めるものを食べる
暑さで食欲がなくなると、アイスクリーム、清涼飲料、スイカ、
そうめん、など夏場に好まれる食品を取りがちですが、これらは
「陰性」食品と言って体を冷やす原因になります。水の取り
すぎも冷えの原因になります。
夏場こそ、タンパク質やミネラル等が豊富で、体を内側から
温める「陽性」食品をとるように心がけましょう。
「陽性」食品
7. 寝るときに体を冷やさない
寝るときには、扇風機や冷房の風が直接当たらないように
注意しましょう。お腹などの大幹部、足元はできるだけ冷や
さないように、腹巻やあまり締め付けないふくらはぎサポーター
などで寝冷え対策をしっかり行いましょう。