×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
退職後の家計をやりくりする秘訣は?
まず、家計の生涯経済プランを作りましょう。
具体的には、現在の我が家の貸借対照表(財産目録)を作ります。
預貯金、債権などに金融資産や不動産の額を左側の資産の部に、
住宅ローンなどの負債がいくら残っているかを右側の負債の部に
置き、その差し引きの正味財産を右下に書きます。
もし、正味財産が赤字なら債務超過ですから、借金を早く返す
など努めるべきです。また資産の部で、預貯金などの金融資産の
比率が低いのも問題です。いざというときにすぐ使えるお金が
ないからです。バランスの良い構成を心掛けて下さい。
次に最近一年間の収入と支出額を書き出します。あまり細かい
項目は必要なく、せいぜい収入は給与とその他、支出は日常生活
費とその他支出で十分です。これで現在の収支状況と貯蓄残高
及び借金残高がはっきりします。この数値を出発点に、今後
十年程度の収支を予測します。
定年後の収入は年金中心で相当低下しますから、支出も削減が
必要です。子供の教育や結婚、親の介護費用、住宅補修などの
大型出費も予想すべきだし、夫婦の旅行や趣味などの楽しみの
費用も含めてください。
このようにして毎年の収支と貯蓄残高を予測します。もし、
毎年赤字が続いたり、貯蓄が大幅に減るようなら、対策が
必要です。働いて収入を確保するか、一層の支出削減を考えて
下さい。
PR
この記事にコメントする