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   無線通信を利用した、持ち歩ける電話機のこと。基地局と呼ばれる
有線ネットワークとの中継点と電話機が無線で通信し、さまざまな
通信サービスを移動しながらにして受けられる。

  携帯電話は基地局との間の通信方式によって世代が分けられており、
現在までに市販された携帯電話は大きく分けると3世代になる。

  第1世代の携帯電話(1G)は、FDMA方式を採用したいわゆる「アナログ
携帯電話」で、元々1980年代に自動車電話として提供されていたもの
を、重いながらもそれなりに持ち歩けるようにした電話だった。
第1世代携帯電話は既に日本ではサービスが終了しているが、
アメリカなどの国ではまだ利用されている。

  第2世代の携帯電話(2G)では通信のデジタル化やTDMA方式の採用が
行われ、電波の利用効率が大幅に改善された。また、電話機の軽量化
や低価格化も第2世代で急激に進み、携帯電話は1990年代後半に
爆発的に普及した。日本では、2Gの普及期は携帯電話事業者が大々的
な普及推進戦略をとった時期でもあり、電話機を原価割れの価格で
販売する代わりに通話料で利益を上げる、いわゆる「1円電話」が
店頭にあふれかえったのもこの頃である。第2世代にあたる通信方式
には、NTTドコモとJフォンが採用しているPDCや、ヨーロッパ各国で
広く使われているGSMなどがあり、現在はほぼ成熟期を迎えている。
PHSも通信方式としては第2世代にあたる。

1998年には、第2世代のサービスを一歩進めた「第2.5世代(2.5G)」
と呼ばれるサービスとして、auがいち早くCDMA方式を採用した
cdmaOneサービスを開始した。また、2001年頃にはヨーロッパ各国の
携帯電話キャリアが、GSM方式のネットワークで115kbps程度の
高速通信を可能にするGPRSのサービスを開始し、通話よりも
データ通信を重視したサービスの展開が始まった。

  第3世代の携帯電話(3G)ではCDMA方式を採用することにより、
雑音や途切れの少ない会話が可能になり、データ通信でも最高で
384kbps程度という、2Gでは実現不可能な高速通信が可能になった。
第3世代の携帯電話サービスでは、より品質の高い無線通信ネット
ワークをベースとした、携帯電話を利用したブロードバンドサービス
の提供が計画されている。第3世代の携帯電話サービスは2001年に
NTTドコモがW-CDMA方式でサービスインしたほか、2002年にはauも
cdma2000方式でサービスを開始した。しかし、日本以外で3Gサービス
が行われている国は韓国だけで、日本・韓国の通信事業者が世界の
先頭を走る格好になっている。
携帯電話を利用したサービスは多様化する傾向にある。

  1Gや2Gの前半期に行われていたサービスは、電話をかける・受けると
いった純粋な通話サービスだけだった。しかし、2Gの後半や2.5Gに
なって、まず携帯電話加入者同士でのショートメッセージサービス
(SMS)が始まった。

  1999年にNTTドコモが開始した「iモード」を皮切りに、
携帯電話からインターネットに接続してWebサイトを見たり電子
メールを送受信するといった、携帯電話のインターネット端末化が
急激に進んだ。現在の携帯電話はこのインターネット端末化がさらに
進んだ製品になっており、インターネットからの音楽・動画配信
サービスに対応する、一部の3Gサービスではテレビ電話が可能に
なるなど、携帯電話の機能は増えつづけている。

  さらに、通話とは直接関係しない、デジタルカメラ機能、アプリ
ケーションソフトの実行機能、あるいはGPS機能といった機能が
搭載された携帯電話も出回っており、携帯電話はインターネット
端末という枠を超え、携帯情報端末(PDA)としての機能を備えた
機器に進化しつつある。

  日本での携帯電話契約数は約7200万人で、契約数はほぼ飽和している。
携帯電話は既に加入電話(普通の電話)よりも契約数が多くなっており
(2000年に追い抜いた)、一家に複数台携帯電話があるような世帯が
一般化している。

  このように、日本では携帯電話はほぼ普及が完了したような状況に
なっているが、この状況は携帯電話事業者が打ち出したアグレッシブ
な普及戦略によるところが大きい。通信サービスの提供と電話機の
販売が明確に区別されている他国では、国によっても異なるが、
日本のような急激な普及は進んでおらず、電話機の性能やサービス
内容も日本と比べて劣っている。

  使いたい携帯電話の機能、男性は「ワンセグ」、女性は「カメラ」
男性は特にワンセグ機能の利用意向が多く、20歳未満から30歳代まで
の各層で60%を超え、全年代で女性を上回った。
これに対し女性ではカメラ機能への人気が高く、20歳未満から50歳
以上まで全年代で60%を超え、男性を上回った。

  利用意向とは別に普段よく使う機能を尋ねたところ、
「アラーム(時報)」という回答が86.1%と最も多く、
以下「カメラ(静止画)」(83.8%)、「計算(電卓)」(81.2%)、
「着信メロディ」(72.1%)と続いた。性別でみると、男性では
アラーム機能を挙げる回答が82.0%と最も多いが、女性では
静止画カメラ機能が89.1%とアラーム機能の利用を上回った。

 

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