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おじいちゃん、おばあちゃんが同居することのメリットは、
子どもたちが、お父さん、お母さん以外の異なった人間関係を
家庭内で築けること、そして、子どもにとってのもうひとつの
居場所がつくれるといったことです。
おじいちゃん、おばあちゃんの存在が、子どもにとって、温かい
より所になる場合が多く、両親だけでは見えない子どもの部分に
目が届くというメリットもあります。
現代は、核家族の弊害が取りざたされますが、その弊害をなくす
という意味で、ありがたい存在といえるでしょう。
さらに年老いた肉親が一緒に暮らすことで、子どもたちは、
老いを目の当たりにし、弱い存在をいたわるといった優しさを
身につけていくことにもなります。
★舅、姑との付き合い方
子どもにとって好ましい環境である三世代同居も、嫁の立場から
みれば、さまざまな悩みの種となるものです。
嫁姑の関係といえば、さまざまな軋轢のあるやっかいな関係と
考えるのが普通ですが、嫁として、舅、姑との関係を良好なものに
するには、そうした先入観をもたないことが重要です。
うまくいっているケースもたくさんあるわけですから。
★基本は、大切な夫の両親なのだということです。
そこから始まって、1対1のよい関係を築いていく努力を相互に
続けていくことだと思います。
この場合のいい関係というのは、毎日ニコニコして、楽しく暮らせる
という意味ではありません。
多少のトラブルがあっても、それぞれの思ったことが率直にいい
合える関係ということです。
相手のいい分を聞いて、自分との違いを確認し、その違いを認め
合えれば、付き合いがずいぶん楽になるはずです。
また、家庭教育という点でも、両親と祖父母の間に協力関係が
あれば、それが子どもにとって最良の環境であることは確かでしょう。
そこで、互いの教育観を伝え、お互いに理解し、譲り合う関係を
築く努力が必要だと思います。
いずれにしても、このもっとも難しそうに見える関係で、さまざまな
体験をすることは、子どものを育てる親としての深みを養うためにも
かなりの糧になるはずなのです。