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若者たちが自分や他人を傷つけたり、命を奪う、というニュースが
後を絶たない。私自身だって、もしその当事者と同じ生育状況で、
同じ立場にいたら、似たようなことをせずにはいられないほど、心が
すさんでいたかもしれない。
児童精神科の佐々木正美先生は「心が満たされて初めて、人は社会の
常識を守れるようになる」という。誰に言われなくても「人は傷つけたり
殺してはいけない」という常識は分かっているはずだ。しかし「衣食足りて
礼節を知る」のことわざ通り、人は自らが幸せでなくては」、他人を思い
やることはできないのかもしれない。
子育ては意識して子供の立場に立ってないと、すぐに力の強い大人の
都合に合わせがちになる。けれど、幼少時にどれだけ自分の要求を満足
させてもらえたかが、その人の“心の栄養貯金”になるのだと思う。
金銭的な価値に換算できない母親業は、今の社会にあっては低く見られ
がちである。しかし、これほど徹底したプロ意識を要求され、かつ「世界で
唯一自分でなくては不可能」という仕事はない
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