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健康診断とは、診察および各種の検査で健康状態を評価することで健康の維持や
疾患の予防・早期発見に役立てるものである。特定の疾患の発見を目的としたものは検診とよばれる。
学校や職場、地方公共団体で行われる法令により実施が義務付けられているものと、受診者の意思で
任意に行われる場合がある。任意に行われる健康診断は診断書の発行を目的とした一般的評価のことが
多いが、全身的に詳細な検査を行い多種の疾患の早期発見を目的としたサービスも広く普及しており、
船舶のオーバーホール施設になぞらえて人間ドックと呼ばれる
人間ドックは、自覚症状の有無に関係なく、定期的に病院・診療所に赴き、
身体各部位の精密検査を受けて、普段気がつきにくい疾患や臓器の異常、健康度などをチェック
することである。健康診断の一種である。
データを元に医師の問診、診察を受け、生活習慣病の予防や治療、その他の健康問題について助言、
指導を受ける。検査の一部には、前日の夕食時あたりから絶飲食など事前の準備が必要なものもあり、
そのあたりは確認が必要。おおよそ、最低限の項目を検査して3時間程度を必要とする。結果はその日
のうちには判明しないものもある。半日の日帰りで済むものから1日、もしくは2日というコースが一般的。2日間の場合は、2日続きで通うというわけではなく、病院の方で宿泊も手配する。なかには5日、1週間というコースを設けているところもある。検査項目の中のオプションでどんなものを追加するかにより、当然項目数も増えていく。概ね、人間ドックの専門病院、専門診療所で受けるのが通例である。
日本では、人間ドックは医療保険の対象ではないが、加入している健康保険組合によっては年齢などの
条件(35歳あるいは40歳以上)を満たせば一定額の補助が出る。人間ドックは労働基準法、労働安全
衛生法で定められている健康診断に含まれる。
この種の短期入院検診は、日本では1954年に国立東京第一病院(現・国立国際医療センター)と
聖路加国際病院が相次いで開始したのが最初とされる。初めは「短期入院精密身体検査」と堅苦しく
称されていたが、この検査について報道した読売新聞の記事において「人間ドック」という巧みな
ネーミングがされたことから、やがてこの呼び方が定着した模様である。
人間ドックで異常が見つかりやすい項目は、肝機能障害、高コレステロール、肥満、腎・膀胱疾患、
高中性脂肪などである。
家 庭 用
健康診断に出かける手間を省くため、または特定の項目について頻度の高い検査を行うため、家庭で
簡単に健康診断を行うための検査キットが市販されている。また、検査キットを郵送することにより
健康診断を行っている機関がある。次のような検査項目がある。
血糖値
骨代謝(カルシウムの排泄量)
大腸がん
子宮頸がん
肺がん
胃がん
前立腺がん
性感染症